近年は空前のDIY（Do It Yourself）ブームが訪れており、ステイホーム期間の新たな活動としてその需要は更に高まっていっていると言われています。
手軽でそして部屋の雰囲気を新しくするために効果的なDIYとして、壁紙の張り替えがあります。
壁紙はデザインも機能性も豊富で、最近ではホームセンターのみならずネットショッピングでもあらゆる種類の材料が購入できます。
そんな壁紙を貼り替える際の、古い壁紙の撤去方法とそのポイントを紹介します。

壁紙の撤去は、まずカッターナイフで切れ込みをいれたら、後は手で簡単に剥がしていけます。
しかし、実際に剥がしやすいのは表面のクロス部分のみ。
クロスの裏紙は壁に残ってしまうことが殆どです。
更には、過去に張り替えた古い壁紙の
裏紙が残っていても下地にしっかり貼り付いている状態であれば、その上から新たに壁紙を貼っても問題ありません。
しかし残っている裏紙をよく見ると、下地にしっかり貼り付いている部分と、貼り付いてない部分があることがわかります。
下地に貼り付いていない裏紙の上から新たに壁紙をきれいに貼っても、時間が経てばその部分にシワができたり剥がれてきたりする事例が多いです。

ちゃんと貼り付いていない裏紙をきれいに撤去するためには、刷毛やローラーを使って裏紙を軽く水で濡らしてみてください。
少し時間をおいて乾かすと、貼り付いていなかった裏紙だけがフワっと浮き上がってきます。
その状態になれば、あとは浮き上がった裏紙だけをカッターナイフなどを使って剥がしていきましょう。
水で濡らしてすぐではなく乾き始めたころに剥がしていくのが、裏紙をきれいに撤去するポイントです。
下地に貼り付いていない裏紙が浮き上がってくるので、カッターナイフの刃を寝かせて壁を撫でるように滑らせるだけで、簡単に浮いた裏紙を撤去することができます。